オプションボタンでサブフォームに表示するデータを切り替えるには、簡単な方法がありますか?

📖 目次
  1. 方法1: VBAを使用してデータを切り替える
  2. 方法2: クエリを使用してデータを切り替える
  3. 方法3: フォームの制御ソースを使用してデータを切り替える

方法1: VBAを使用してデータを切り替える

オプションボタンを使用してサブフォームに表示するデータを切り替えるためには、VBA(Visual Basic for Applications)を使用する方法があります。VBAは、Microsoft Accessのプログラミング言語であり、データベース内のオブジェクトを制御するために使用されます。

まず、オプションボタンを作成し、それぞれのオプションボタンに対してイベントプロシージャを作成します。イベントプロシージャは、オプションボタンがクリックされたときに実行されるコードです。

次に、VBAコード内でサブフォームの表示データを切り替えるための処理を記述します。具体的には、オプションボタンの値に応じて、サブフォームの制御ソースを変更することができます。制御ソースは、サブフォームに表示されるデータのソーステーブルやクエリを指定するプロパティです。

以下は、VBAコードの例です。

Private Sub OptionButton1_Click()
    Me.Subform1.Form.RecordSource = "テーブル1"
End Sub

Private Sub OptionButton2_Click()
    Me.Subform1.Form.RecordSource = "テーブル2"
End Sub

上記の例では、オプションボタン1がクリックされた場合は、サブフォームの制御ソースが「テーブル1」に設定されます。同様に、オプションボタン2がクリックされた場合は、サブフォームの制御ソースが「テーブル2」に設定されます。

この方法を使用すると、オプションボタンの選択に応じて、サブフォームに表示されるデータを簡単に切り替えることができます。

方法2: クエリを使用してデータを切り替える

もう一つの方法は、クエリを使用してデータを切り替える方法です。クエリは、データベース内のテーブルやクエリからデータを取得するための問い合わせのことです。

まず、オプションボタンを作成し、それぞれのオプションボタンに対してイベントプロシージャを作成します。イベントプロシージャは、オプションボタンがクリックされたときに実行されるコードです。

次に、クエリを作成し、オプションボタンの値に応じてクエリの条件を変更します。具体的には、クエリの条件にオプションボタンの値を組み込み、サブフォームの制御ソースとしてクエリを指定します。

以下は、クエリの例です。

SELECT * FROM テーブル1 WHERE [オプションボタンの値] = 1

SELECT * FROM テーブル2 WHERE [オプションボタンの値] = 2

上記の例では、オプションボタンの値が1の場合は、テーブル1からデータを取得します。同様に、オプションボタンの値が2の場合は、テーブル2からデータを取得します。

この方法を使用すると、オプションボタンの選択に応じて、サブフォームに表示されるデータを簡単に切り替えることができます。

方法3: フォームの制御ソースを使用してデータを切り替える

最後の方法は、フォームの制御ソースを使用してデータを切り替える方法です。制御ソースは、フォームに表示されるデータのソーステーブルやクエリを指定するプロパティです。

まず、オプションボタンを作成し、それぞれのオプションボタンに対してイベントプロシージャを作成します。イベントプロシージャは、オプションボタンがクリックされたときに実行されるコードです。

次に、フォームの制御ソースを変更します。具体的には、オプションボタンの値に応じて、フォームの制御ソースを変更します。

以下は、フォームの制御ソースの例です。

=[オプションボタンの値] = 1 ? "テーブル1" : "テーブル2"

上記の例では、オプションボタンの値が1の場合は、フォームの制御ソースが「テーブル1」に設定されます。同様に、オプションボタンの値が2の場合は、フォームの制御ソースが「テーブル2」に設定されます。

この方法を使用すると、オプションボタンの選択に応じて、サブフォームに表示されるデータを簡単に切り替えることができます。

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