列幅と行の高さをセンチやミリ単位で調整するにはページレイアウトで変更する方法

Excelのページレイアウトビューで作業する
Excelでは、ページレイアウトビューを使用して、列の幅や行の高さをセンチメートルやミリメートルで調整することができます。ページレイアウトビューは、印刷プレビューに近い表示方法であり、印刷時のレイアウトを確認するために使用されます。
ページレイアウトビューに切り替えるには、Excelの上部メニューバーにある「表示」タブをクリックし、「ページレイアウトビュー」を選択します。すると、Excelの作業画面がページのレイアウトに合わせて表示されます。
デフォルトの単位を変更する
Excelのデフォルトでは、列の幅と行の高さはインチ単位で表示されます。しかし、必要に応じてセンチメートルやミリメートルに変更することもできます。
デフォルトの単位を変更するには、Excelの上部メニューバーにある「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。オプションウィンドウが表示されたら、「詳細設定」をクリックし、表示された設定項目の中から「単位」を選択します。
単位の設定では、列の幅と行の高さの単位を変更することができます。センチメートルやミリメートルを選択することで、より細かい調整が可能になります。
標準ビューではポイント単位で表示される
Excelの標準ビューでは、列の幅と行の高さはポイント単位で表示されます。ポイントは、印刷業界でよく使用される単位であり、1インチを72ポイントとしています。
標準ビューでは、センチメートルやミリメートルでの表示はできませんが、ページレイアウトビューを使用することで、より細かい単位での調整が可能になります。
個々の行や列の設定は1つだけ
Excelでは、個々の行や列の設定は1つだけであり、異なる幅や高さを設定することはできません。つまり、全ての行や列に同じ幅や高さを適用するか、個別に設定するかのどちらかです。
例えば、特定の行の高さをセンチメートルで設定した場合、他の行の高さも自動的にセンチメートルに変更されます。同様に、特定の列の幅をミリメートルで設定した場合、他の列の幅も自動的にミリメートルに変更されます。
この制約により、Excelでは一貫性のあるレイアウトを維持することができますが、特定の行や列に異なる幅や高さを設定したい場合は、別の方法を検討する必要があります。
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