「最小値を求める[MAXIFS関数]と[MINIFS関数]の使い方とは?」

最小値を求める方法は?

Excel2019では、新たに追加された関数であるMINIFSを使用することで、最小値を求めることができます。

MINIFS関数は、指定された条件に一致する範囲内の最小値を返す関数です。複数の条件を指定することもできます。

MINIFS関数の基本的な構文は以下の通りです。

=MINIFS(範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)

範囲は最小値を求めたい範囲を指定します。条件範囲と条件は、一致する値を探すための条件を指定します。

例えば、A列には商品名、B列には価格、C列には在庫数が入力されているとします。この場合、最小値を求めたいのは価格です。

以下のようなデータがあるとします。

商品名価格在庫数
商品A10010
商品B2005
商品C1508

この場合、最小値を求めるためには以下のような式を使用します。

=MINIFS(B2:B4, B2:B4, ">"&0)

この式では、B2からB4までの範囲(価格)の中で、0より大きい最小値を求めるという意味です。

この式を入力すると、結果として100が返されます。つまり、価格の中で最も低い値は100であることがわかります。

MINIFS関数を使用することで、複数の条件を指定して最小値を求めることもできます。

例えば、上記のデータの中で在庫数が5以上の商品の中で最も安い商品を求める場合、以下のような式を使用します。

=MINIFS(B2:B4, C2:C4, ">="&5)

この式では、C2からC4までの範囲(在庫数)が5以上の商品の中で、価格の最小値を求めるという意味です。

この式を入力すると、結果として200が返されます。つまり、在庫数が5以上の商品の中で最も安い商品は200円であることがわかります。

MINIFS関数を使用することで、複数の条件を指定して最小値を求めることができます。条件を追加する場合は、条件範囲と条件を追加していくだけです。

以上が、最小値を求めるためのMINIFS関数の使い方です。是非、Excel2019での作業に活用してみてください。

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