新規文書が互換モードになる原因とは?

Normal.dotmファイルの影響

新規文書が互換モードになる原因の一つは、テンプレートフォルダ内のNormal.dotmファイルの影響です。Normal.dotmファイルは、Microsoft Wordのデフォルトのテンプレートファイルであり、新しい文書を作成する際に基本的な設定や書式が適用されます。

しかし、Normal.dotmファイルが破損している場合や、互換モードに設定されている場合、新規文書も互換モードで開かれることがあります。互換モードでは、古いバージョンのWordとの互換性を保つために一部の機能や書式が制限されるため、最新の機能や書式を利用することができません。

Normal.dotmファイルの影響を解消するためには、まずはこのファイルを削除することが必要です。削除することで、Wordは新しいNormal.dotmファイルを作成し、新規文書が互換モードで開かれなくなる可能性があります。

Normal.dotmファイルの場所は、通常は以下のパスに保存されています。

C:Usersユーザー名AppDataRoamingMicrosoftTemplates

ただし、ユーザー名は各自のユーザー名に置き換えてください。このパスに移動し、Normal.dotmファイルを見つけて削除します。削除後、Wordを再起動すると新しいNormal.dotmファイルが作成され、新規文書が互換モードで開かれなくなる可能性があります。

ただし、Normal.dotmファイルを削除することで、カスタムの設定や書式が初期化される可能性があるため、注意が必要です。必要な設定や書式がある場合は、事前にバックアップを取るか、別の方法で解決を試みることをおすすめします。

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