複数の置換作業を一括で行うマクロの使い方は?

📖 目次
  1. 手順
  2. 1. 検索文字列と置換後文字列を指定する
  3. 2. 置換実行を行う
  4. 3. Range.Replaceメソッドを使用して、指定した文字列を置換する
  5. 以上が複数の置換作業を一括で行うマクロの使い方です。

手順

複数の置換作業を一括で行うマクロを使用するには、以下の手順を実行します。

1. 検索文字列と置換後文字列を指定する

まず、置換したい検索文字列と置換後の文字列を指定する必要があります。例えば、"富川"を"富山"に、"神田川"を"神奈川"に、"チーバ"を"千葉"に、"君"を"県"に置換したい場合、それぞれの文字列を指定します。

2. 置換実行を行う

次に、置換実行を行います。この際、保護されているシートは対象外となりますので、注意が必要です。

3. Range.Replaceメソッドを使用して、指定した文字列を置換する

最後に、Range.Replaceメソッドを使用して、指定した文字列を置換します。このメソッドでは、検索する文字列、置き換える文字列、一致の種類、検索方法、大文字・小文字の区別、全角・半角の区別などの引数を指定することができます。

例えば、以下のようなコードを使用して、置換作業を行うことができます。

Sub ReplaceMultipleStrings()
    Dim ws As Worksheet
    Dim searchRange As Range
    Dim searchValue As Variant
    Dim replaceValue As Variant
    
    ' 置換対象のシートを指定
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    
    ' 置換対象の範囲を指定
    Set searchRange = ws.Range("A1:D10")
    
    ' 置換する文字列と置換後の文字列を指定
    searchValue = Array("富川", "神田川", "チーバ", "君")
    replaceValue = Array("富山", "神奈川", "千葉", "県")
    
    ' 置換実行
    searchRange.Replace What:=searchValue, Replacement:=replaceValue, LookAt:=xlPart, _
        SearchOrder:=xlByRows, MatchCase:=False, SearchFormat:=False, ReplaceFormat:=False
End Sub

このように、Range.Replaceメソッドを使用して、指定した文字列を一括で置換することができます。

以上が複数の置換作業を一括で行うマクロの使い方です。

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