Excel シート の 保護 パスワード 忘れ た場合の対処方法

解除方法
Excelのシートの保護パスワードを忘れた場合、以下の方法で解除することができます。
1. パスワードを付けたXLSXファイルをバックアップしておく。
まず、忘れたパスワードが設定されているExcelファイルをバックアップしておきましょう。これにより、データの損失を防ぐことができます。
2. XLSXファイルの拡張子を「zip」に変更し、ZIPファイルとして開く。
次に、Excelファイルの拡張子を「.xlsx」から「.zip」に変更します。これにより、ExcelファイルをZIPファイルとして扱うことができます。
3. 「worksheets」フォルダ内のパスワードが付けられたシート(sheet1.xmlなど)をデスクトップにコピーする。
ZIPファイルとして開いた後、中にある「worksheets」フォルダを開きます。このフォルダには、保護パスワードが設定されているシートのXMLファイルが含まれています。例えば、シート1の場合は「sheet1.xml」というファイルです。このXMLファイルをデスクトップなどの任意の場所にコピーしておきましょう。
4. コピーしたXMLファイルをテキストエディタで開き、「sheetProtection」を検索し、該当部分を削除する。
コピーしたXMLファイルをテキストエディタで開きます。そして、「sheetProtection」というキーワードを検索し、該当する部分を削除します。これにより、保護パスワードが削除されます。
5. XMLファイルを上書き保存し、元の「worksheets」フォルダに戻す。
XMLファイルを編集した後、変更内容を保存します。そして、元の「worksheets」フォルダに戻します。この際、元のXMLファイルを上書きするか、新しいファイルとして保存するかを選択してください。
6. 拡張子を「zip」から「xlsx」に変更すると、パスワードが削除され、保護されていた部分も編集可能になる。
最後に、ZIPファイルの拡張子を「.zip」から「.xlsx」に変更します。これにより、パスワードが削除され、保護されていた部分も編集可能になります。
「書き込みパスワード」の場合も同様の手順で解除することができます。
上記の手順は、保護パスワードが設定されたシートを解除するための一般的な方法です。ただし、セキュリティ上の理由から、他人のExcelファイルの保護パスワードを解除することは違法です。自分のファイルのみを解除するようにしてください。
以上がExcelのシートの保護パスワードを忘れた場合の対処方法です。パスワードを忘れた際には、この方法を試してみてください。ただし、データの損失やセキュリティ上のリスクを避けるために、常にバックアップを取ることをおすすめします。
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