開始日から指定した営業日後の日付を求めるにはWORKDAY関数の使い方は?

WORKDAY関数は、ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトウェアで利用できる関数の一つです。この関数を使用することで、開始日から指定した営業日後の日付を求めることができます。
WORKDAY関数の基本的な使い方
WORKDAY関数の基本的な使い方は以下の通りです。
WORKDAY(開始日, 営業日数, [祝日範囲])
開始日には、計算を開始する日付を指定します。営業日数には、開始日から何営業日後の日付を求めるかを指定します。祝日範囲は省略可能で、祝日を考慮する場合に指定します。
営業日カレンダーを指定する方法
WORKDAY関数では、営業日カレンダーを指定することができます。営業日カレンダーを指定することで、週末や祝日を考慮した営業日の計算が可能になります。
営業日カレンダーを指定するには、カレンダーを表す範囲を指定します。例えば、A1からA10までのセルにカレンダーが入力されている場合、[祝日範囲]には"A1:A10"と指定します。
祝日を考慮する方法
WORKDAY関数では、祝日を考慮することができます。祝日を考慮するには、営業日カレンダーに祝日の情報を含める必要があります。
祝日の情報を含めるには、営業日カレンダーの範囲に祝日の日付を追加します。例えば、A1からA10までのセルにカレンダーが入力されている場合、祝日の日付をA11からA20までのセルに追加します。
週末を含めるか除外するかの設定方法
WORKDAY関数では、週末を含めるか除外するかを設定することができます。デフォルトでは週末が除外されますが、週末を含める場合には2番目の引数に0を指定します。
例えば、開始日が金曜日で週末を含める場合、営業日数に3を指定します。
例題を通じた具体的な使い方の解説
以下に具体的な例題を挙げて、WORKDAY関数の使い方を解説します。
例題1: 開始日が2022年1月1日で、営業日数が10日の場合、営業日カレンダーに祝日を考慮しない場合の計算方法は以下の通りです。
=WORKDAY("2022/1/1", 10)
この場合、開始日から10営業日後の日付が求められます。
例題2: 開始日が2022年1月1日で、営業日数が10日の場合、営業日カレンダーに祝日を考慮する場合の計算方法は以下の通りです。
=WORKDAY("2022/1/1", 10, "A1:A10")
この場合、開始日から10営業日後の日付が求められます。営業日カレンダーの範囲には祝日の情報が含まれている必要があります。
以上がWORKDAY関数の基本的な使い方や設定方法です。営業日の計算や祝日の考慮が必要な場合には、WORKDAY関数を活用して効率的に日付を求めることができます。
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