アプリケーションの終了ボタンを押した時にメッセージを出すには?方法をご紹介

フォームのClosingイベントを使用する

アプリケーションの終了ボタンを押した時にメッセージを表示するためには、フォームのClosingイベントを使用する方法があります。Closingイベントは、フォームが閉じられる直前に発生するイベントであり、このイベントを利用して確認ダイアログを表示することができます。

まず、フォームのClosingイベントをハンドルするためのイベントハンドラを作成します。以下のコードを参考にしてください。


private void Form1_FormClosing(object sender, FormClosingEventArgs e)
{
    // 確認ダイアログを表示する
    DialogResult result = MessageBox.Show("アプリケーションを終了しますか?", "確認", MessageBoxButtons.YesNo);
    
    // 「いいえ」が選択された場合は終了をキャンセルする
    if (result == DialogResult.No)
    {
        e.Cancel = true;
    }
}

上記のコードでは、Form1_FormClosingという名前のメソッドがフォームのClosingイベントをハンドルしています。このメソッド内で、MessageBox.Showメソッドを使用して確認ダイアログを表示し、ユーザーが「いいえ」を選択した場合にはe.Cancel = true;を設定して終了をキャンセルします。

次に、作成したイベントハンドラをフォームのClosingイベントに関連付ける必要があります。以下の手順に従って設定してください。

  1. フォームをデザインモードで開きます。
  2. プロパティウィンドウを表示します。
  3. イベントタブを選択します。
  4. Closingイベントをダブルクリックします。
  5. イベントハンドラのコードエディタが表示されるので、先ほど作成したイベントハンドラの名前を入力します。

これで、フォームのClosingイベントが作成したイベントハンドラに関連付けられました。アプリケーションの終了ボタンを押した時にメッセージを表示するための準備が整いました。

最後に、アプリケーションを実行して終了ボタンを押してみましょう。すると、確認ダイアログが表示され、ユーザーが「いいえ」を選択した場合にはアプリケーションの終了がキャンセルされます。

以上が、アプリケーションの終了ボタンを押した時にメッセージを表示するための方法です。フォームのClosingイベントを使用して確認ダイアログを表示し、ユーザーが「いいえ」を選択した場合には終了をキャンセルするように設定することで、ユーザーに終了の確認を促すことができます。

関連ブログ記事 :  アクセスフォームのグループ解除と再設定のコツをマスターしよう

関連ブログ記事

コメントを残す

Go up