Wordのマクロを全ての文書で使えるようにするには?

📖 目次
  1. 方法1: テンプレートにマクロを保存する
  2. 方法2: マクロをグローバルテンプレートに保存する
  3. 方法3: マクロをユーザーのマクロファイルに保存する
  4. 方法4: マクロを自動実行するアドインを作成する

方法1: テンプレートにマクロを保存する

Wordのマクロを全ての文書で使えるようにするための最も簡単な方法は、マクロをテンプレートに保存することです。テンプレートは、新しい文書を作成する際に基本となるフォーマットや設定を提供するファイルです。

まず、マクロを作成します。Wordのメニューバーから「開発」タブを選択し、「マクロの記録」をクリックします。マクロの名前を入力し、マクロを実行したい操作を行います。操作が完了したら、「マクロの記録を停止」をクリックします。

次に、マクロを保存するテンプレートを作成します。Wordのメニューバーから「ファイル」を選択し、「新規作成」をクリックします。新しい文書が表示されたら、「ファイル」を再度選択し、「名前を付けて保存」をクリックします。保存先を適切な場所に指定し、ファイルの種類を「Word テンプレート (*.dotx)」に設定します。保存ボタンをクリックしてテンプレートを保存します。

最後に、マクロをテンプレートに保存します。Wordのメニューバーから「開発」タブを選択し、「マクロの表示」をクリックします。保存したいマクロを選択し、「オプション」をクリックします。マクロの保存先を「テンプレート」に変更し、「OK」をクリックします。これでマクロがテンプレートに保存され、全ての文書で使えるようになります。

方法2: マクロをグローバルテンプレートに保存する

方法1では、マクロをテンプレートに保存することで全ての文書で使えるようにしましたが、テンプレートを新たに作成する手間があります。方法2では、既存のグローバルテンプレートにマクロを保存することで、より簡単に全ての文書でマクロを利用することができます。

まず、グローバルテンプレートを開きます。Wordのメニューバーから「ファイル」を選択し、「オプション」をクリックします。オプション画面が表示されたら、「詳細設定」を選択し、「ファイルの場所」をクリックします。グローバルテンプレートの場所を確認し、エクスプローラーでその場所に移動します。

次に、マクロを保存するための新しいフォルダを作成します。フォルダの名前は任意ですが、マクロを識別しやすい名前にすることをおすすめします。

新しいフォルダを作成したら、マクロを保存します。Wordのメニューバーから「開発」タブを選択し、「マクロの表示」をクリックします。保存したいマクロを選択し、「オプション」をクリックします。マクロの保存先を先ほど作成したフォルダに変更し、「OK」をクリックします。これでマクロがグローバルテンプレートに保存され、全ての文書で使えるようになります。

方法3: マクロをユーザーのマクロファイルに保存する

方法2では、グローバルテンプレートにマクロを保存することで全ての文書で使えるようにしましたが、グローバルテンプレートは複数のユーザーで共有される場合があります。方法3では、ユーザーごとに独自のマクロファイルを作成し、そこにマクロを保存することで全ての文書で使えるようにします。

まず、マクロを保存するための新しいマクロファイルを作成します。Wordのメニューバーから「開発」タブを選択し、「マクロの表示」をクリックします。保存したいマクロを選択し、「オプション」をクリックします。マクロの保存先を「新しいマクロファイル」に変更し、「OK」をクリックします。マクロファイルの保存場所と名前を指定し、保存します。

次に、マクロファイルをWordに読み込ませます。Wordのメニューバーから「ファイル」を選択し、「オプション」をクリックします。オプション画面が表示されたら、「詳細設定」を選択し、「ファイルの場所」をクリックします。マクロファイルの場所を確認し、エクスプローラーでその場所に移動します。

マクロファイルが保存されているフォルダに移動したら、Wordのメニューバーから「開発」タブを選択し、「マクロの表示」をクリックします。マクロファイルが表示されたら、マクロを実行するためのショートカットキーを設定することもできます。

これでマクロがユーザーのマクロファイルに保存され、全ての文書で使えるようになります。

方法4: マクロを自動実行するアドインを作成する

方法3では、ユーザーごとに独自のマクロファイルを作成し、そこにマクロを保存することで全ての文書で使えるようにしましたが、ユーザーがマクロファイルを読み込む手間があります。方法4では、マクロを自動実行するアドインを作成することで、ユーザーが手動でマクロを読み込む必要がなくなります。

まず、アドインを作成するための新しいフォルダを作成します。フォルダの名前は任意ですが、アドインを識別しやすい名前にすることをおすすめします。

新しいフォルダを作成したら、マクロを保存します。Wordのメニューバーから「開発」タブを選択し、「マクロの表示」をクリックします。保存したいマクロを選択し、「オプション」をクリックします。マクロの保存先を先ほど作成したフォルダに変更し、「OK」をクリックします。

次に、アドインを作成します。Wordのメニューバーから「ファイル」を選択し、「新規作成」をクリックします。新しい文書が表示されたら、「ファイル」を再度選択し、「名前を付けて保存」をクリックします。保存先を適切な場所に指定し、ファイルの種類を「Word アドイン (*.dotm)」に設定します。保存ボタンをクリックしてアドインを保存します。

最後に、アドインにマクロを追加します。Wordのメニューバーから「開発」タブを選択し、「マクロの表示」をクリックします。アドインが表示されたら、マクロを追加したい場所を選択し、「追加」をクリックします。マクロを選択し、「OK」をクリックします。これでアドインにマクロが追加され、全ての文書で使えるようになります。

以上が、Wordのマクロを全ての文書で使えるようにする方法です。方法1ではテンプレートにマクロを保存し、方法2ではグローバルテンプレートに保存し、方法3ではユーザーのマクロファイルに保存し、方法4では自動実行するアドインを作成することで、マクロを効果的に利用することができます。適切な方法を選択し、効率的な作業を実現しましょう。

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