相対参照と絶対参照と複合参照は[ F4 ]キーで切替 - 解説と使い方

相対参照
相対参照は、Excelのセル参照方法の一つです。相対参照では、セルの位置を現在のセルからの相対的な位置で指定します。具体的には、セルの列と行を数字で表し、現在のセルからの相対的な位置を示します。
たとえば、現在のセルがA1で、A2にあるセルの値を参照したい場合、相対参照では「A2」と指定します。同様に、現在のセルがB3で、C3にあるセルの値を参照したい場合、相対参照では「C3」と指定します。
相対参照は、セルの位置が変わると参照先も変わるため、セルをコピーしたり移動したりする際に便利です。ただし、セルの位置が変わると参照先も変わるため、注意が必要です。
絶対参照
絶対参照は、Excelのセル参照方法の一つで、セルの位置を固定して指定する方法です。絶対参照では、セルの列と行を「$」記号で囲んで指定します。
たとえば、現在のセルがA1で、A2にあるセルの値を参照したい場合、絶対参照では「$A$2」と指定します。同様に、現在のセルがB3で、C3にあるセルの値を参照したい場合、絶対参照では「$C$3」と指定します。
絶対参照は、セルの位置が変わっても参照先が変わらないため、特定のセルを常に参照する必要がある場合に便利です。例えば、合計値を計算する際に、合計範囲のセルを絶対参照することで、セルをコピーしても参照先が変わらず正しい計算結果が得られます。
複合参照
複合参照は、相対参照と絶対参照を組み合わせたセル参照方法です。複合参照では、セルの列と行の一部を「$」記号で囲んで指定します。
たとえば、現在のセルがA1で、A列の2行目にあるセルの値を参照したい場合、複合参照では「A$2」と指定します。同様に、現在のセルがB3で、C列の3行目にあるセルの値を参照したい場合、複合参照では「$C3」と指定します。
複合参照は、セルの位置が変わっても一部の参照先が変わらないため、特定の列や行を固定しながらセルをコピーしたり移動したりする際に便利です。例えば、データの表の中で特定の列や行の値を参照する場合に、複合参照を使用することで簡単に参照先を変更することができます。
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