フォームを参照用と編集用に切り替える方法【アクセス マクロ 編集】

フォームを作成する際、参照モードと編集モードを切り替えることは非常に重要です。参照モードでは、データの表示や検索が行えますが、編集モードではデータの編集や削除が可能です。この切り替え機能は、Microsoft Accessを使って効率的な作業を行いたい方にとっては必要不可欠です。

この記事では、アクセスマクロを使用してフォームを参照モードと編集モードの間で簡単に切り替えられる方法について詳しく説明します。さらに、フォームの表示切り替えをボタンで簡単に行う方法も紹介します。これにより、より効率的な作業が可能になり、時間と手間を節約することができます。

📖 目次
  1. 参照モードと編集モードの切り替え方法
    1. 方法1:マクロを使用する
    2. 方法2:VBAコードを使用する
  2. マクロを使ったフォームの操作効率化方法
    1. 例1:データの追加と保存
    2. 例2:データの削除
  3. フォームの表示切り替えをボタンで簡単に行う方法
    1. 方法1:マクロを使用する
    2. 方法2:VBAコードを使用する
  4. まとめ

参照モードと編集モードの切り替え方法

方法1:マクロを使用する

参照モードと編集モードを切り替えるためには、埋め込みマクロを使用することができます。マクロを使用すると、ボタンをクリックするだけで簡単にモードを切り替えることができます。

マクロを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. フォームを開きます。
  2. 「デザイン」タブをクリックし、「マクロのビュー」を選択します。
  3. 「新しいマクロ」を選択し、新しいマクロを作成します。
  4. 「アクション」メニューから「フォーム」を選択し、「参照モード」を選択します。
  5. 同様に、「アクション」メニューから「フォーム」を選択し、「編集モード」を選択します。
  6. 作成したマクロにボタンを関連付けるには、以下の手順を実行します。
    • フォームを開きます。
    • 「デザイン」タブをクリックし、「コントロールの設定」を選択します。
    • 「新しいコントロールを追加」を選択し、ボタンを追加します。
    • ボタンを選択し、プロパティウィンドウを開きます。
    • 「イベント」タブをクリックし、「クリック」イベントを選択します。
    • 「マクロ ビルダ」をクリックし、作成したマクロを選択します。
  7. マクロが正しく設定されたら、ボタンをクリックするだけでフォームのモードを切り替えることができます。

方法2:VBAコードを使用する

もう一つの方法は、VBAコードを使用してフォームのモードを切り替える方法です。以下の例では、ボタンをクリックするとフォームのモードがトグルされるようになっています。

```vba
Private Sub ToggleMode_Click()
If Me.CurrentView = acFormBrowse Then
Me.Form.CurrentView = acFormEdit
Else
Me.Form.CurrentView = acFormBrowse
End If
End Sub
```

このコードを使用するには、以下の手順を実行します。

  1. フォームを開きます。
  2. 「デザイン」タブをクリックし、「コントロールの設定」を選択します。
  3. 「新しいコントロールを追加」を選択し、ボタンを追加します。
  4. ボタンを選択し、プロパティウィンドウを開きます。
  5. 「イベント」タブをクリックし、「クリック」イベントを選択します。
  6. コードビューが開かれたら、上記のコードを貼り付けます。

この方法を使えば、ボタンをクリックするだけで簡単にフォームのモードを切り替えることができます。

マクロを使ったフォームの操作効率化方法

フォームの操作をより効率的に行うためには、マクロを使用することが有効です。マクロを使うことで、複数のアクションを一度に実行することができます。

以下に、フォームの操作を効率化するためのマクロの例をいくつか紹介します。

例1:データの追加と保存

フォームで新しいデータを追加し、追加されたデータを自動的に保存するには、以下のマクロを使用します。

  1. 「アクション」メニューから「データの追加」を選択します。
  2. 「アクション」メニューから「レコードの保存」を選択します。

このマクロをボタンに関連付けると、ボタンをクリックするだけで新しいデータを追加し、保存することができます。

例2:データの削除

特定のデータを削除するには、以下のマクロを使用します。

  1. 「アクション」メニューから「レコードの削除」を選択します。
  2. 確認メッセージを表示したい場合は、「アクション」メニューから「メッセージの表示」を選択し、適切なメッセージを設定します。

このマクロをボタンに関連付けると、ボタンをクリックするだけで簡単にデータを削除することができます。

フォームの表示切り替えをボタンで簡単に行う方法

フォームの表示をボタンで切り替えることは非常に便利です。特定のデータを確認する際や編集する際、ボタンを使って簡単に切り替えることができます。

以下にフォームの表示切り替えをボタンで行う方法を紹介します。

方法1:マクロを使用する

マクロを使用して、フォームの表示を切り替える方法は先程説明しました。マクロを使えば、ボタンをクリックするだけで簡単に表示を切り替えることができます。

方法2:VBAコードを使用する

VBAコードを使用して、フォームの表示を切り替える方法もあります。以下の例では、ボタンをクリックするとフォームの表示が切り替わるようになっています。

```vba
Private Sub ToggleView_Click()
If Me.CurrentView = acNormal Then
Me.CurrentView = acDesign
Else
Me.CurrentView = acNormal
End If
End Sub
```

このコードを使うには、先程説明した方法と同じ手順を実行します。

まとめ

この記事では、Microsoft Accessを使ってフォームの参照モードと編集モードを簡単に切り替える方法について紹介しました。マクロを使用することで、フォームの操作がより効率的になります。さらに、フォームの表示をボタンで切り替える方法も紹介しました。

アクセスマクロを使用すれば、簡単にフォームの参照モードと編集モードを切り替えることができます。また、VBAコードを使えば、より高度な操作が可能です。

ぜひ、これらの方法を活用して、自分の作業効率を向上させてください。フォームの操作が簡単になることで、作業の効率もより高まることでしょう。

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